10話までのあらすじ

 IG(インペリアルガーディアン)のエージェントであるレイドは、ドヴァ帝国の姫であるメルクレンテの護衛し、IG本部へと送り届ける任に就く
 メルクレンテはその瞳に三大邪神の一体である獣王・ガットゥーゾを宿しており、カノッサ機関を初めとした諸勢力に狙われる立場にあった
 レイドがドヴァ帝国に到着したとき、カノッサからの刺客もまたドヴァ城内部におり、獣王の奪取計画は既に実行段階にあった
 刺客がメルクレンテの母である女王を殺害、さらにレイドを追込むがメルクレンテがこれに激昂、大邪神ガットゥーゾを召還した
 未熟なメルクレンテが駆るガットゥーゾはカノッサの刺客を倒すどころか城そのものを氷付けにしてしまった

 メルクレンテが目覚めたとき、そこに見慣れた母の姿は無く、かわりに黒衣に身を包んだIGのエージェントの存在があった
 彼女は環境の変化や自分がしてしまったことに最初こそ戸惑いはしたものの、やがて現実を受け入れドヴァ城の復興を胸に誓うようになる
 一方レイドは彼女に恋をした

 しかしカノッサからの次なる刺客は既に放たれていた。
 『ANGEL』 カノッサ機関の有する最強の特殊部隊の総称であり、個人の戦闘力でさえ一国の軍事力に匹敵する。
 そのANGELが3人。獣王を奪取すべく動いていた
 そのことを察知したレイドは、任務を放棄し逃走する事も考えたほどだが、メルクレンテを護るべく一人立ち向かう覚悟を決める
 でフルボッコにされた

 しかしIGからの援軍もあり、辛くも凌ぎきることができた
 ANGEL3人を敵に回して逃げ切るなどという離れ業は単なる奇跡では片付けられない。逃げ切られた事実にカノッサ機関の長は疑問を持ち始めていた
 一方レイドは気絶していた

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